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イズの魔法使い74~You Can't Stop The Cadence #38 [自転車漫画]

73の続き。
#1が昔過ぎてみんな忘れてるだろうけど、トラック組は香港のヴェロドロームで開催しているトラックワールドカップに出場しているんですよ

TWOI-comi74.jpg
※画像はクリックすると拡大します

高校生の出番は、今回はこれで終了。
ヘルメットとアイウェアを外すと、「あらこんな顔でしたか」って人はいますけど、まさかジャイアントパンダの香香こと平等はジェルが無いとただのモジャだったなんて…。

この長かった話も終わりに近づいているので、調子に乗って色々書き残します。例に倣って、読み飛ばしても支障無いですよ。

【蛇足1】
飛騨の笛田は、結構前から考えていた「岐阜側の乗鞍(※ホビーヒルクライマーの頂点の大会では長野側の乗鞍を登る)をホームとしているクライマー」です。前前前世からジロローザ編辺りから何度も、お父さんと一緒に登場しております。
この漫画で一番、計画的に出て来ている人物ではないだろうか…ガブとかサコーとか初登場が唐突すぎた

【蛇足2】
私が大好きなミュージカル映画に、ヘアスプレーという2007年公開の作品があります。公民権運動の頃のボルチモアが舞台で、街のティーンなら誰もが好きな人気番組「ヘアスプレー」(整髪料会社がスポンサーなのでこんなタイトル)を中心に物語が進みます。この番組の中では、白人と黒人は明確に分けられており、アフリカ系は月に1回のニグロ・デーにしか出演できません。
終始明るく楽しい作品を通して描かれるのは、人種を超えた友情や愛情、互いを変えていく親子・夫婦の絆、マイノリティの苦しみ。主人公は異なる人種の人と関わることに疑問を持っていないのですが、周囲の白人は「よく分からないけど黒人の居住エリアは怖いのでは」「そもそも黒人をテレビに出す必要があるのか」という人も少なからずいます。肌の色で差別することは間違っていますが、そのテーマを堅苦しく扱い過ぎないところが良いところ。だって、『イケてるものは、誰が見てもイケてる』し、皆で歌って踊る方が絶対に楽しいのですから。ラストのYou Can't Stop The Beatのパフォーマンスが始まる頃には、幸せな気持ちになる事でしょう。
60年代のファッションは可愛いし、トラボルタにミシェル・ファイファーにザック・エフロンに ジェームズ・マースデン(初代サイクロップス!)、クイーン・ラティファ、クリストファー・ウォーケンの豪華キャスト。未見の方は、どうぞ気楽に見て頂ければと。
今回の話が何故このタイトルかと言うと、フィナーレにおけるリトル・アイネスというアフリカ系の少女の使い方が、凄く気に入っているからなのです。

あと2回で終わります。
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