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2019/4/21 直に連休 [ジムまたは自宅ジム]

その名はアメリカに留まらず、世界中からいけ好かない連中の土地と思われているウォール街。金を転がし金に転がされ、世界を転がし世界に転がされる。実にアメリカにしてアメリカなこのエリアにおける伝説的英雄、アレクサンダー・ハミルトン。
彼の人生を描いたミュージカルが最近当ブログでよく語られるHamilton。白人キャストは最小限にして、黒人が得意とするヒップホップやラップをふんだんに盛り込む反面、正統派な作りがベースにあるミュージカルでもある(と言うか、ず っ と 歌 っ て る)。
今世紀の傑作ミュージカルの1つであることは疑いようがないが、オフブロードウェイからブロードウェイに行く段階で個々人の感情の掘り下げが浅くなったところが心底勿体無いと思う。バーの進歩的な一面(娘に高度な教育を受けさせている)や、妻を亡くし悲嘆にくれる様を大幅にカットしたのは改悪レベルじゃないのか。あとジョン・アダムズ空気にし過ぎじゃね…英雄なのに…。
まぁ、面白くする為に時系列と経歴を若干いじった系史実エンタメなんで、つっこんじゃ負けだけどね。バーさんは「生と死、後世にどう語り継がれるかは自分では選べない」と言う作品の重要なテーマの犠牲にされたんや!
アメリカのミュージカルは、金持ちも政治家もろくな奴がいねぇ!そしてそれに振り回される大衆も自分勝手で軽薄で本当に救えねぇ!という視点を描き切るから面白い。シカゴとか清々しいよね。ぼかぁ、Wicked(ファンタジー世界に我々の社会の問題を痛烈に含ませ、仮染の平和に反旗を翻すのは女性という点が実に爽快。オズの魔法使いリスペクトも◎)、ヘアスプレー(人種差別の問題を自然に含めつつ、主人公だけでなく主人公の家族や友人までも成長させる)、Dear Evan Hansen(深い孤独、家族の再生、様々な嘘、赦し。SNS社会を生きる高校生の青春。グレショとLA LA LANDのコンビが創った楽曲の、ひとつひとつが美しい。たまに指摘のあるコナーの精神面の掘り下げは、意図的に避けているのだと思う。10年代最高のミュージカルと確信している)が大好きだなぁ。


■4月21日(日)

筋力トレーニング。

●肩幅デッドリフト
 22.5kg×10set


身内の入院などがあり、GWの宿が漸く確定。今回も香港居民からものを色々買います。
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