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2019/3/31 ユダヤ系で見るエヴァン・ハンセン [ジムまたは自宅ジム]

地味に気になっている事なのだが、フルネームを知らない観客がDear Evan Hansenのジャード・クレイマンをユダヤ系と分かるものなのだろうか。
ニューヨーカーなら感じ取れるポイントがあるとして、それは見た目か?毒舌だけど的確に世間を見て、お金の匂いを嗅ぎ取るところか?(敢えてこう意訳するけど、「コナー景気はここがピークさ。直ぐにでも後進国で津波がおきて、コナーは誰も覚えてないただの死んだガキになる」って発言が顕著)やっぱり、イスラエルから来た子と夏休みにいい感じになったってところ?
マーフィー家がユダヤ系でないのは明確だし(ユダヤ系の専業主婦が仏教に目覚める訳が無いだろうし、父親がクリスマスとは言わない筈)、ハンセン家も恐らく違うだろう。でも作中にはバル・ミツバなるワードが出てきて、ユダヤ系の存在をちらつかせている。これぞBroadway. Right?(Women. Right?と話す時のラリーっぽく言おう)


■3月31日(日)

筋力トレーニング。

●肩幅フロントプレス
 22.5kg×10set

●肩幅ベンチプレス
 22.5kg×10set


冒頭からずっと、ハイジがエヴァンを心配しつつもちょっと大げさで空回っている事が多くて、あまつさえ中盤では、エヴァンの行動に怒りを覚えても途中で引っ込めるんだよね。ふたりだけの親子なのに、距離感がかなり微妙。一体何故なんだろうと思いながら観ていると、コナー家からハイジとエヴァンが帰って来た辺りで「んん?」となり、So Big / So Smallの前の会話でそれが明らかとなる。今までのハイジの振る舞いとエヴァンが抱えていた最大の秘密(観客の殆どが初見では気づき辛いそれ)、更には開演直後に提示されたエヴァンの肉体ないし精神の状態。全てが最終盤でちゃんと繋がるところが最高でしかない。
この種明かしを彩るのが、後半の怒涛の展開と曲の連続。特にGood For You以降は瞬きを禁止したいレベル。ACT 2のナンバーはもっと色んな人にカバーされて然るべきでしょう。Only Usはもう良いねん!
登場人物を抑え各キャラクターを丁寧に描きつつもダラダラ展開にはならないし、特にハンセン親子(語られるのみの父親も含む)の演出には無駄が無い。Dear Evan Hansenを語る時は最高の連発。いつも以上に語彙が無くてゴメンハンセン。
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