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2010/8/29 第25回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍【結果】 [大会結果]

8月29日(日)
第25回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍 ロードレーサーの部 女子A
 ■結果
    タイム;   1:34:23
    走行距離; 20.5km
    
ここ2年くらいで女子クライム界も群雄割拠の時代。ブーデーが好タイムで入賞は、展開として感動的だけど難しい。
とは言え、フースホフトに憧れる身としては「重いのに案外登れた」という辺りを目指したいので、今年の前半戦はヒルクライムに絞りました。
年初は乗鞍にかなり比重を置こうと思っていたのですが、山岳系という訳でもないし、まだまだ発展途上の身なので、気楽な気持ちで挑戦。

前置きが長いですが、レポートです。

4:00前起床。実質、6時間睡眠かな。寝る前に温泉で体ほぐしてリラックス出来たから、去年よりも寝られたかも。
筋肉◎、腰も疲労感無し、足も軽い、心肺機能は・・・山の上だからちょっと負担かかってる感じ。ま、それは皆同じ!
パワージェル1個食べて、テーピング、お着替え、自転車チェック。

5:00に宿の朝ごはん。
ご飯2膳、サケ、卵焼き、お味噌汁。
レース前に和食は、食べられるの少ないからあんまり好きではないなぁ。パンにバターとジャムたっぷりが好き。
ま、何食べても走れるから良いんだけど。

6:00前に、会場にジャージを置いて場所取り。
6:00にアップ開始。15分くらい流す。

7:00前に荷物を預けて、パワージェル1個飲んで、後はレースを待つのみ。
乗鞍は場所取り争いが壮絶。隙間にバイク入れるのは別に構わないんだけど、縦置きというすんごい邪魔な置き方しているMTBがいたのにはかなり困った。ただでさえ狭いんだから、不安定な置き方しないで欲しいなぁ。するとしても、自分が直ぐ近くにいて支えられる状況にしといてくれないと。
というのも、自分の場所に行こうとした時に、そのMTBを倒しそうになってしまったのですよ。周りの皆さまが気を遣ってくれたから助かったけど、付近の高級バイクを破壊したらどうなってたことか(被害総額推定100万円)。
いっそグリーンジャイアント化して、そのMTBを乗鞍山頂まで投げようかと思いました(嘘)。そもそもロードと混走スタートなんだから、MTBはよほど速い人以外前列は自粛して欲しいですわ。

天気も良いので、自転車の近くで開会式を聞きながらのんびり体を伸ばす。
わたくし、整列中はあんまり人と話さないし、話しかけづらいオーラをまとってるみたいなんですが、話したくない訳ではないのです。ぼんやりしたり・他人のバイクの観察に夢中で、脳みそがいっぱいになっているだけです(汗)。
Mt.富士のもんじろうさんみたいに、気軽に話しかけて下さいまし。

7:31、レーススタート。今日は快晴で、もはや暑い!
今回も最前列付近でスタート。スタート直後の一瞬はトップ集団というのはお約束か。

最初の1kmくらいは第2集団にいましたが、心拍数とケイデンスを考慮して途中でバイバイ。
某マダムは集団にくらいついていましたが、あのままついて行くと私にはオーバーペース過ぎる。酸素が薄いのも影響してるのかなぁ、序盤はふくらはぎから下がジリジリする感じが続いていたし。
まっ、乗鞍は参加者が多いんで、ペースメーカーは沢山いるから気にならない。

かと言って、前半で視界に誰も入らなくなると後々めんどくさいので、誰かの後ろに適当についたり、人が見える範囲で1人で走ってみたり。
そして前半最大のターゲットボーナスタイム到来!5km地点くらい(?)で、いつも後ろから追い上げてくる速い人が現れました。数分間くらいなら後ろにつけるペースなので、ここで頑張ってついていきましょう。
小さい人の後ろに、筋肉モリモリroso。弱虫ペダルのワンシーンのようです。わたくし、田rosoロ先輩です。
お陰様で、このタイミングで先行していたちささんを抜きます。

暫くして、弱虫ペダルコンビは連結解除。お陰で、自分1人では出せないハイペースで進めたずぇい。
アップアップの体を落ち着かせる為に、そこら辺走ってる人たちと適当に走って進む。

それにしても、体調も良いはずなのに今日は思ったほどタイムが出ていない。
暑いせい?風?
ハーフゴール通過で43分。昨年よりも追い込んで進んでいるつもりだけど、伸びない。
去年よりも天候のせいか心肺は好調で、心拍数185オーバーは長いこと出せていたんだけど。
あまりに追い込んでたせいか、第1給水地点で貰ったお水は半分飲んで直ぐにポイしちゃった。これは駄目だったなー、体にかけても良かった。

ハーフを過ぎてからが、斜度もきつくなり辛いところです。なんとなーく、軽量ホイールで楽はしてる気がするんだけどこの区間は辛い。
ケイデンスもそれまで80を保っていたのに、65~75をふらふら。

いつもは舌を出して走っていても、見た目より頭の中は冷静なんだけど、今日は思考も停止しそうなくらい。空気が薄くて喉が痛い、時折止めたいくらい辛いと思ったが、止める訳にはいかない。
レース写真何枚か撮られたけど、カメラに映った私は人間じゃなくてケモノちゃんです・・・。

多少女性を抜いたのですが、ことごとく女子Bの方。アラフォー元気すぎる。
ここで大量に抜かれることは殆ど無いだろうという自信はあるから余裕はあるんだけど、フラットバーの初心者チックなお姉さんがスーッと抜いてきたのには「おっどろきー(ハリポタ風)」。しかもそういう人に限って女子Aかい!(笑)

天候もあるだろうけど、第1給水地点から~第2給水地点までが長い!私が遅いのもあるけど、やっぱ長い。
ボトル1本しか持っていかなかったんだけど、第2給水地点にたどり着くまでに、喉が渇くというか、冷たい水でリフレッシュしたいと思う時間が果てしなくあったわ・・・。
もし晴れの日の乗鞍にもう1度出ることがあるのなら、ボトルは2本で良いと思いました。保険は大事。

待ちに待った第2給水地点では、お水クエリアスを頂きます。美味しい。
これで最後まで気力を保ちたい。

ラスト5kmの看板が見えます。ここで68分。
シンジュ●●さんのタイムを超えるには、ここから18km/hペース・・・・・・無理ダカラー。去年も同じこと思ったんだけど、何たるデジャヴ。
前に待望の女子Aの選手(以下、ヂストンさん<仮名>)が見えてきました。向こうも相当疲れてるっぽいですが、頑張って登ってます。
「タイムはちょいと望めそうも無いし、最初見た感じでは、女子Aで先行している人はそこまで多くない。(※女子Bことアラフォーは大量にいた)いっそ、クラス順位と女子総合順位を1つでも上げるということに専念を・・・」
思考が暗黒面に突入。フレチャについていったフースホフト状態です。彼女を見失わないことが重要に思いましたので、ついていくことにしました。

ヂストンさん、私の存在に気づいていて離そうとします。が、このペースについていけないと本当に恐ろしいタイムを叩き出しそうなので、私も必死で追いかけます。
ラスト4km、3km、2km・・・1km1kmが本当に長く感じる。抜ける瞬間が見つからない。お互いギリギリで差がつかない。

男性クラスの人も上がってきているので、道は先ほどより混んできている。
混んでいる上に、道幅は少しずつ狭まる。
この状態で、ゴールギリギリで猛スパートをかけるのは安全上NG。かと言って仕掛けるのが早いと、いくら混雑していても追いかけられてしまう。

500mを切った時に、女子Bの選手を1人抜いた。
もう息も絶え絶えで、仕掛けるには早い位置の気もするが、いける気がした。
後ろを確認して、力をこめてダンシング。ヂストンさんを抜き去る。ヂストンさんも反応したが、ペダリングを強めてつかれないようにする。ヂストンさんは、諦めた様子だ。
その勢いだったのか(?)、女子AだかBだか分からないけど女性が背後から追いかけてきた。ぎょぎょ。何だこの珍しく込み入った展開!
今更抜かれる気は無いので、辛いがもう1度ダンシング。いつも何度でもスプリント。諦めてくれたようです。

最後まで気を緩めずにゴール。
楽しかった!

タイムは昨年の5分落ちだったけど、順位は入賞が見えるくらいに上がっていました。暑いとタイムが伸びないという説は頂上で聞きましたんで、妥当なのかな。
最近名簿チェックあんまりしていないんだけど、去年強かった人が今年全然出てないとかあったっけ。より有利な条件が重なれば、入賞も近いのかしらん?

さて、これにてヒルクライムシーズンは終了。後半のロードレースシーズンに備えるど!
喉もガラガラ、頭も痛いので、暫くは飲み食いしてダラダラしてみます。
どうせ体重は直ぐ戻るし。

★その他、感じたこと
 ・ゆきちゃん、頂上では交渉ありがとうございました。持つべきものは友達です(涙)。
 ・スタート前、チャンピオン3連覇の森本さんが近くにいたんだけどイメージ通りの人だった。
 ・女子は、若者が弱いんじゃないんです。アラフォー組がおかしいんです。
 ・女子の部は元五輪選手のマンネリ感が相当強いので金子さんの今後の出場に期待。
 ・乗鞍Tシャツ、2,000円であれかい。


宿の朝ご飯
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ふつうの和食

ヒルクライマー&マチョリンター
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どちらが私でしょう←愚問

梓川SAで遅めのお昼ご飯
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信州そばの定食

外から、東京島の住人白雪姫と7人の小人がガン見しておりました
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この人形を植えた人のセンスは凄い

面白い形の雲
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チョキ?かたつむり?

車内ではジャンクなお菓子を食べました
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鉄板のピザポテトだけでは飽きたらず、湖池屋のスコーンもつまみました

家でお夕飯
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野菜炒め、お刺身、にんじんしりしりー

デザート
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梓川SAで買ってきた、栗のケーキ1/2本
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ゆきちゃん

ロソたんは自転車で何がしたいのかな?!

と 以前から (´・ω・`)モキュ?と思ってましたが

最近、やっと分かりました

ヒルクラとかロードとか ジャンルは 色々あるけど

自分の個性を生かしながら 「レースを楽しみたい」んですね

それは長続きするし、成績のみにこだわるより素敵だと思います

私は、今日になって、やっと船酔いのような症状(やはり高山病だったのか)が
とれたので、

あまり「高地のレースはむいてない」のでは とか思い、来年の乗鞍参加は検討中です

でも、ロソたんのチャリに対する姿勢は 学ぶところ多し~でした^^

楽しい2日間をありがとう
by ゆきちゃん (2010-08-31 08:28) 

roso

>ゆきちゃん
こちらこそ、とっても楽しい2日間でした!
ゆきちゃんのモチベーションの高さには、わたくしもかなり動かされるものがありましたよ。

ま、そんなに気落ちしないで下さいな。
比較的安定している選手のタイム見ても大抵落ちてるんで、坂道オバケ以外は5~10%くらい天気の影響受けてると思いますよ。


勝負は時の運なんだから、レースは楽しまないと損でしょう!
結果は全て自分で決められると思ってるから、落ち込んだり自惚れたりするんです。

ヒルクライムではこんなんですが、私が平地で90分走ったらどうなるか・・・!!!
は、私にも分かりません(笑)。

私の好きな言葉です↓

フィールドでプレーする誰もが必ず一度や二度、屈辱を味わわされるだろう。
打ちのめされたことがない選手など存在しない。
ただ、一流の選手はあらゆる努力を払い速やかに立ち上がろうとする。並みの選手は少しばかり立ち上がるのが遅い。そして、敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである。
by roso (2010-08-31 11:34) 

アベちゃん

乗鞍おつかれさまでした。
おしい着順でしたが、精一杯レースを楽しめたようですね。

これから秋にはご一緒する機会が多いでしょうから、お互い頑張りましょう、楽しみましょうね!
by アベちゃん (2010-09-01 20:52) 

roso

>アベちゃん
どうもありがとうございます。入賞は、次回以降のお楽しみです(^^)
暑さで面子も薄かった気もしますが(笑)、色々な因子が重なれば入賞は出来るのかも知れませんね。

秋はレースでご一緒する機会が多そうなので、頑張って、楽しみましょう!
取り敢えず、群馬の悪夢から目覚めないといけません。。。
by roso (2010-09-02 11:08) 

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