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2011/7/8 ローカルツアーのガイドさんは綾戸智恵似 [雑談]

7月8日金曜日、日本時間13時。
私は香港に向かう全日空機に乗りながら、機内サービスのTVゲームで遊んでいた。宇宙船を使ったアクションゲームだ。
隣りでは同行の母もTVゲームの数独をやっているが、ステージをクリアする度に「解けたわ」と律儀に報告してくるので、その度に私の宇宙船は敵の光線で破壊されていた。

香港に行くのは、今回でおそらく5度目。
初めて行ったのは香港が未だイギリスだった頃で、飛行機が街の中すれすれに通る様が印象的だった。アジア屈指の大都会で買い物天国でありながら、他のどの街にも無い熱気があり、中華料理もすこぶる美味しい。香港の魅力にとりつかれるのに時間はかからなかった。
社会人になってから行くのはこれが初めてなので、期待に胸がふくらむ。


***

そうこうしている内に、飛行機は定刻通り香港に到着。ここから腕時計を香港時間に修正、現地時間で13時過ぎのことであった。
入国審査は世界各国の観光客でいっぱい。入国審査官は同僚とのおしゃべりに忙しそうで、悪人面でも無い日本人は形式上の審査を済ませただけで直ぐに通された。
私の近くには全身ヴェールで目しか出していない厳格なムスリムがおり、彼女達がどのような審査を経て入国するのかは非常に気になったのだが、立ち止まるわけにも行かず入国ゲートへ。

大きなゲートを出て直ぐのところでは、本格的な一眼レフを抱えた人が大量に待ち構えていた。生まれて初めてこのような光景に遭遇したが、これはセレブ待ちのマスコミではなかろうか。
どんなセレブが出てくるのか見てみたかったが、我々をホテルまで案内するガイドは隣りのゲートにいるようなので、移動。
程なくしてガイドさんを見つけたが、他の便のお客さんもピックアップするとの事で暫しの待ち時間。ガイドさんが日本円を香港ドル(以下HKD)に両替してくれたので、そのお金を持って空港の売店でお買い物。ホテルでつまむエッグタルト2個とスイカジュースを1本、しめて24HKDだから250円くらい。空港だというのに、既に物価が安い。

買い物を終えたところで、先ほどのセレブ待ちのゲートから大量のフラッシュが見えた。
これはセレブご登場に違いない!未だ時間があるので、走ってそちらへ。そこは取材陣、ヤジウマでいっぱい、ノロノロ取材している人は転んでしまっている。戦場だ。
人ごみの中にはオレンジのシャツの男性がいる、中国か香港スターだろうか?サングラスをかけているが、束ねた髪もサマになっていてハンサムだ。
外国の空港でこのような珍しいものが見られるとは、我ながらラッキーである。

セレブを囲む取材陣、場所取り合戦も激しそうである
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香港国際空港はランタオ島というところにあり、街の中心部からは少し離れている。
我々を乗せたバスは開発が進んでいる島を抜け、香港郊外を進む。
香港は大都市とはいえ、郊外に建つ高層マンションの多いこと。一箇所に、高層マンションが何棟も何棟も建っている。
日本人が見ても驚くような高層マンションの乱立は、地震が無いことと、地形的に家を建てられる場所が限られていることが影響しているのだろうか。
外壁を塗り直すことがあまり無いせいか、古いマンションは見るからにオンボロで凄まじい。高級マンションなどは別だが、ベランダが無い住宅も多いので、空へ空へと物干し竿がニョキニョキと出ているのも独特だ。

14時半には空港を出たバスだが、他所の人の泊まっているホテルに寄るなどしていたら、自分たちのホテルに着いたのは16時。
チェックインをし、部屋に不要な荷物を置いて、街中へ出かけようと再びホテルのロビーに戻ったら17時近い。香港での宿は下町の旺角にあるホテルだが、今日は香港の一大お買い物スポット尖沙咀に行きたい。どうやって移動したものか。

香港は1997年までイギリス領だったのだが、どこでも英語が通じる訳では無い。ビジネスマン、ホテルマン、若者が集まるお店の店員、学生などは英語が通じる方も多いが、大衆食堂の従業員には数字程度の英語しか通じないこともしばしば。タクシーの運転手に至っては、全く通じないということも。
残念ながら中国語は殆ど出来ないので、ちゃんとした情報が得たい時は英語が通じる人に聞いた方が確実。ホテルのコンシェルジュでたずねてみよう。
我々に気づき、穏やかでホスピタリティに溢れるコンシェルジュのお兄さんが近づいてきた。

(以下、rosoの英語は超ブロークンだということをふまえてお読み下さい)
「お客様、何かお困りですか?」
「ここから尖沙咀に行きたいのですが、どうやって行けば良いでしょう」
「何時頃、尖沙咀に行きたいですか?当ホテルでは尖沙咀行きのシャトルバスを出しておりますよ」
「出来たら今直ぐ行きたいのですが」
「それでしたら、17時に出るバスが丁度ございます。何名様でしょう?」
「2名です」
ありがたや、コンシェルジュのお兄さんがシャトルバスの予約をしてくれた。
「ところで、尖沙咀ではどのようなことをしたいのですか?」
「そうですねぇ、何か地元の人が行くようなところに行ったり、美味しいもの・・・あ、安いもので・・・を食べたりしたいのですか」
「左様ですか、実はこれからホテルの近くのバードガーデン、フラワーマーケット、地元の市場などを回る、無料のウォーキングツアーがあるのですが・・・興味ありますか?」
バードガーデン、フラワーマーケットは旅行3日目にじっくり行こうと思っていたところだ。今日下見が出来るのはありがたい。母もこのツアーに興味津々。折角なので参加することにした。
「丁度17時にツアーは始まります、ガイドを呼んで参りますので少々お待ち下さい。」
コンシェルジュさんがいなくなってから直ぐに、ガイドさんが現われ、早速ツアー開始。今回のお客様は私たちだけらしい。あら、贅沢。
少し早口の英語を話す女性のガイドさんに連れられ、さぁ出発だ。

先ずはホテル近くのバードガーデン(雀鳥花園)。
香港のおじさんたちは鳥が大好きで、自分の鳥を見せびらかしに公園やここに集まるのだ。鳥たちは伝統的な木の籠で飼われ、新鮮なご飯を貰い、日本のそこらのインコよりもセレブ待遇で暮らしている。
以前は、鳥を連れてレストランで食事なんていうのも普通だった。10年くらい前に、鳥ちゃんin鳥かごを抱えて朝の飲茶をしているおじさんを目撃したことがあったが、「そりゃ香港風邪とか流行るわ・・・」と当時の私は思ったものである。
しかし、不吉な予言は当たるというか、その数年後にSARSが発生。香港は衛生面にも力を入れるようになり、鳥を連れて飲食店に入るなどもっての外となる。商業施設のトイレは大分衛生的になったし、道端に唾を吐く人も圧倒的に少なくなったのも、その影響である。
さて、話題がそれたがバードガーデンである。
バードガーデンは文字通り、鳥好きおじさん達の聖地で、沢山の鳥屋さん・鳥かご屋さんが軒を連ねている。お店が無いところでは、自慢の鳥を連れてきたおじさん達が嬉しそうに鳥を眺めている姿も。
ここまで書くとちょっとファンタジーだが、爽やかでは終わらないのが香港。鳥ちゃんを売るお店には、鳥ちゃんのご飯として生きた虫がわんさか売られている。まぁ、虫がNGな女性は覚悟して行くべしである。

次はフラワーマーケット(花墟街)。
ホテルの部屋からもよく見えたところだが、この辺りのお店はお花屋さんばかり。正直、香港でここまで花の需要があるとは思っていなかった。歩けど歩けどお花屋さん。
中には、体裁良くまとまった花束や、ぬいぐるみやらを束ねた花束だけを売っているお店があった。恋人へのプレゼントは、こういうお店で買うようだ。香港ではバレンタインに花を贈る習慣もあるようなので、花を贈る機会が日本以上にあるとのこと。
「日本には生け花という文化があり、日本人も花が好きです。」みたいなことをガイドさんに説明したかったのだが、私の単語のチョイスに問題があったようで結局伝わらず・・・。

途中、ガイドさんが中国茶を買いたいということで中国茶の屋台に寄ったりもしたが、一行は金魚街へ。
こちらは金魚屋さん天国。どのお店でも、ビニール袋に入れられた金魚が大量に売られている。
東南アジアの人々にしてみればビニール袋に入れたまま売ることは違和感が無いのだろうが、日本人はどうしても金魚すくいを連想してしまいギョッとしてしまう。だけど、見慣れてくると結構可愛い。
金魚は中国ではおめでたいもの。集合住宅暮らしが多い香港人にしてみれば、鳥や金魚は飼い易いのかな。

「ここが美味しい」とガイドさん一押しの定食屋さんを通りながら、地元の人御用達のマーケットに到着。この近くにある、観光客が押し寄せる女人街というマーケットとは対照的である。
服やら、雑貨やら、野菜やら、果物やら。生活用品が沢山売られている。しかも、安い。
香港はフルーツが安い。「私はマンゴスチンが好きなので、あったら買いたいのだけれど」とガイドさんに聞いてみたところ通じない。「マンゴー?」と聞き返されてしまう。「マンゴーじゃなくて、マンゴスチンです。」と言い直してみたが「そんなものは知らないなぁ」とまさかの反応。
丁度フルーツの屋台にマンゴスチンが出ていたので、「これです、これ」と教える。
屋台のおばさん、私にチェリーやらライチやらを「食べろ食べろ」と差し出した。折角なので頂く。
ふと、先ほどのマンゴスチンを見ると、『3?(?の部分は私には読めない字だった) 20元』と書かれた紙が置いてある。
20元は20HKDのこと、?の部分は何かの単位だろう。「このマンゴスチンは大ぶりだし、買おうかなぁ」と思ったので、ガイドさんに「これ買いたいのですが」と言ってみる。「OK、私に任せて」と言ってくれ、お店のおばさんと中国語で交渉してくれた。
美味しそうなのを3個選んでおばさんに渡す、しかしおばさんは何事か言っている。「こんな少量では売れないと言っている」とガイドさん。更に3個追加。
おばさん、それをちらりと見て奥からビニール袋を取り出し、3個+3個で6個のマンゴスチンを入れた・・・だけでなく、更にディスプレイしていたマンゴスチンを投入。
「な、何事だ。おばさんにブーストがかかってしまったのか?!」驚く日本人。ガイドさんは普通に見てる。
どうやらおばさん、3?の単位分売りたいらしい。結局大ぶりのマンゴスチン10個を20HKDで買った。こりゃお安いわ。
しかし、ガイドさんに「さっき言ってたマンゴスチンって英語?」と聞かれてしまった。マンゴスチンって、香港ではマイナーフルーツだったのかなぁ。

ガイドさんと会って1時間強。時計は18時過ぎ。
女人街の入り口までやって来た。ここでガイドさんとはお別れだ。
事前に無料のツアーとは聞いていたが、ガイドさんがチップを生活の足しにしていることは想像出来るので、いくらかのチップを渡す。
「今日は楽しかったわ、ありがとう」と言って、ガイドさんは雑踏に消えていった。


***

ここから、女人街の散策だ。
女人街は、通菜街という狭い通りにあるマーケット。通菜街に元からある商店が隠れてしまうほどに、衣類や雑貨を売る屋台で埋まっている。如何にも香港らしいところなので、観光客も多い。
ぶらぶらと歩いていたら、屋台の後ろに涼茶舗が見えた。暑さでうだってきたところなので、ここで休憩。
香港には日本ほど自販機が無いので、街ではジューススタンドや涼茶舗をよく見かける。ジューススタンドでは東南アジアらしいフレッシュジュース、涼茶舗では中国らしい漢方茶や亀ゼリーがいただけるのだ。
空いている涼茶舗の店内に席を取り、亀ゼリーと漢方茶を1つずつ注文。合計で50HKDちょっと。
亀ゼリーは薬草をたっぷり使っているので、小どんぶりのサイズで40~50HKDくらいと、結構お高いものなのだ。しかし薬草の効果は抜群で、食べると力が湧いてくる。

小休止をしたところで、当初の目的地である尖沙咀方面へと歩みを進める。専門店とマーケット天国だった旺角から、油麻地へ。
ここでは、台所用品の問屋街がある上海街に寄り道。
最早丸太でしかないまな板や、ありとあらゆるサイズの中華鍋など、観光客には面白いものが売っている。私はお目当ての中国風金属ポットを70HKDで購入。

お腹も減ったので、油麻地を見つけたローカルな食堂でお夕飯を食べましょう。
地元の人で賑わう食堂を見つけ、入る。香港の食堂は、麺と粥が食べられるところが多いが、こちらもそうだった。
こういうお店の多くでは英語が殆ど通じないので、メニューの中から食べたい料理を指差す。注文を受けたおばさんは老眼のようで、私が指差す度にメニューを自分の顔に近づけて確認をしていた。
牛バラ麺と海老ワンタン麺、油菜を1つずつ注文。
油菜とは、油の入ったお湯で湯がいた葉野菜に、オイスターソース風味のタレをかけて頂くローカル食堂定番の一品。なのだが、このお店ではどの野菜を湯がくかも選べるようで「どの野菜にする?」と聞かれた。おばさんが指差した壁の向こうに、野菜の名前が書いてある。うーん、壁まで行って指差すしかないかと思ったが、読みが分かる野菜があったのでそれを注文。「通菜にして下さい」
出てくる料理はどれも美味しい。香辛料で煮込んだ牛バラで茶色くなったスープの牛バラ麺、透き通ったスープの海老ワンタン麺。麺のスープに隙が無い。油菜の湯がき方も絶妙だった。
しかもお値段もリーズナブル。油菜は麺とセットで食べるとお安くなるらしく、トータルで36HKDだった。


***

この狭い香港の何処にこんなに人がいるのか、というくらい人で埋め尽くされた通りを急かされるように歩くと、いつの間にか尖沙咀に着いていた。地下鉄(以下MTR)4駅分を歩いたことになる。こりゃ疲れる訳だ。
尖沙咀は香港観光の中心だ。有名ブランドの店、下町よりも値段の高そうな食堂、漢方薬を並べた薬局、ショッピングセンター・・・様々なお店が雑多に並んでいる。

母が行きたいお店があると言うことで、ハイアットの跡地に出来たiSQUAREというショッピングセンターへ。
このショッピングセンター、ショッピングエリアよりもレストランエリアの方が盛況している。西洋食や日本食、ちょっと高めの中華などがテナントとして入っていて、週末ということもあり、多くの着飾った若者が食事をしていた。
このiSQUAREだけでなく、香港の街全体を通して言えることだが、日本食・日本ブランドの飲食店の人気が凄くある。ここ5年くらいで、日本を意識したレストランやお店が圧倒的に増えているようで、日本ではブームが終わったものとか、そもそも日本ではブームにもなっていないものも重宝されている。

歩きづらくて、建物の構造に非常に問題を感じるショッピングセンターを上へ上へと進むと、満記甜品という中華スイーツの支店がある。浅野ゆう子お気に入りの名店で、母はここに行きたかったらしい。
お店の前で覗いていたら、非常に上品に英語を話す香港マダムに迎えられた。
マダムに案内されて席につくと、メニューを渡され、お勧めメニューの紹介が始まった。このマダムの英語、今日聞いた英語の中で一番きれい。中国人の英語は得てして早口だが、マダムの英語はゆっくりだ。
メニューのどれも美味しそうだが、タピオカのスイーツと、現在キャンペーン中の卵のスイーツ、ここの名物であるマンゴーパンケーキを1つずつ注文。そうしたら、「タピオカは普通のココナツミルクのものより、このマンゴー入りココナツミルクの方がお勧めよ」とのことなので、マンゴーミルクのものに変更。
こちらでも、出て来るスイーツのどれもが美味しい。見た目も綺麗に仕上げているし、フルーツ・ココナツミルク・生クリームと良い材料を使っているのが分かる。
お会計は全部で50HKDちょっと。こちらの物価を考えるとちょっとお高いが、その価値はあると思う。このお店はもう1回行きたい。
写真つきのメニューには英語・日本語表記があるし、(全店かどうかは分からないけど)ここの支店には英語が分かる店員さんも多く親切だし、店内も清潔。香港に免疫の無い女性観光客にもお勧め。

ハズレ無しの満記甜品のスイーツ、器もキュート
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マンゴーケーキ、卵の殻に入ったカスタードのスイーツ
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マンゴー入りココナツミルクのスイーツ

歩き疲れたので、iSQUAREの地下にある高級スーパーで水・ジュース・カットされたマンゴーを買い込み、そのままMTRに乗ってホテルへ帰還。
ホテルはやや不便なところに建っていたものの、デラックスホテルなので部屋はゴージャス。お洒落な椅子は足を休めるのに最適で、一度座ったらなかなか立ち上がれない。
椅子の上でだらだらしながら、マンゴスチンやマンゴーをパクパクつまむ。香港は南国のフルーツがとっても美味しい。

ホテルで食べた、大ぶりのマンゴスチンとカットマンゴー
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そろそろ寝ようとベッドの上で横になっていた時、母が話しかけてきた。
「そう言えば、あなたがしゃべっていたコンシェルジュの人・・・」
「ああ、あの親切な」
「いやぁあの人ね、顔に似合わず舌にピアス入れていたのよ。2人が話しているのを見ている間、それがずっと気になって・・・」
「そっちかよ!」

香港の夜は更けていくのであった。
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コメント 3

sui

香港でしたか、
楽しい旅になったようですね、
チョッとうらやましい気もします?

後編?続編?もあるんでしょうか、
by sui (2011-08-10 14:40) 

シンジュクク

いつもながら正確な観察眼とテンポ良いお話ぶり
ですよねー♪またお母様とのコンビが最高です。
観光番組より面白いです~。
さてさてこれからどーなるのかしら。
by シンジュクク (2011-08-12 10:10) 

roso

>suiさん
はい、実は韓国ではなく香港でした。
3泊4日ですが、ゆっくり書き切るつもりです。
宜しければ、気長にお待ちください(^^)


>シンジュククさん
初日から長くなってしまいました・・・文章が日毎に長くなるハリポタ現象を起こさないようにしたいです・・・???
2日目以降は写真が多いので、雰囲気が伝えられるかと思います。香港に行った事の無い方にも楽しめるようになると良いのですが。
by roso (2011-08-13 22:15) 

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