2019/11/12 餓死する自由

今この時こそ読んでおきたい、邱永漢著作 香港及び濁水渓。
自由の残酷さ、政治や思想じゃ腹は満たされない現実を、東アジアの歴史を踏まえ真正面から描き、流石の金儲けスキルと金儲けメンタルをチラつかせつつも、一級の青春小説（作中青春を問うだけに、敢えて言いたい）に仕上げる作者の手腕には舌を巻く。
今の香港にも老李みたいな人は確実にいるんだろうけど、そういう人は裏でちゃっかりお金貯めてんでしょうな。


■１１月１２日（火）

筋力トレーニング。

●肩幅ロウ
　２２.５kg×１０set


自由に対して理想を高く持ち過ぎるのは危険とか、現代の我々に刺さりまくりの描写多し。紙の書籍はプレミア付いちゃってるけど、電子書籍化している様なので皆さま是非に。特に、香港迷香港迷自称してたら、昔で言うところの香港情報を掴まされて、ネット社会で思想迷子になってる子猫ちゃん達にオススメだぞ。